研究紹介

最近実施した調査結果の速報

新型コロナウイルス感染拡大防止のための予防対策の実施と外出自粛に関する調査

単純集計結果
<調査実施期間:2020年4月17日~5月5日>
ご協力いただいた皆様,ありがとうございました.

湖沼流域管理に関する研究

琵琶湖保全政策の政策形成過程

昭和30年以降,琵琶湖流域の保全政策はどのように変化してきたのか,また,政策決定に影響した要因を明らかにすることを目指しています.滋賀県議会会議録や新聞記事から特に重要なトピックを抽出し,それぞれのトピックについて文献や関係者へヒアリングからストーリーを紐解いていきます.

住民参加型の環境評価

琵琶湖流域の評価について,科学的データや専門家の見解だけではなく住民の価値観や感覚も踏まえて評価し,政策の優先順位を議論する必要があるのではないかと考えています.まずは,科学的データと住民による評価の差異とその理由を把握し,今後の流域評価の在り方について考えています.

湖沼流域ガバナンス

国内には100以上の湖沼がありますが,歴史的背景や利用方法,課題,関係者は湖沼ごとに異なり,流域管理の方法も様々です.現行の湖沼保全計画や計画の運用について比較し,今後のガバナンスの在り方について考えています.

 

環境保全のための多主体間連携に関する研究

連携要因の解明

環境保全活動においてどのような場合に複数の主体が連携するのでしょうか.近年,連携や協働が重視されていますが,それらには意思決定の遅さや事務的な負担,調整のわずらわしさなどの課題もあります.効率的かつ効果的な連携をめざし,その手法や工夫などについて明らかにしたいと考えています.

コーディネート手法

連携には特にコーディネータの役割が重要ではないかと考えています.連携は自然発生的に始まることもありますし,コーディネータが必要に応じて連携を促す場合もあります.属人的になりがちなコーディネータの活動ですが,連携のために重要な機能や役割について明らかにしたいと考えています.

開発途上国の水環境に関する研究

インドネシア・南スラウエシ:灌漑用水管理

ビリビリダムの灌漑受益地域において,限られた水量の灌漑用水を末端水路までいかに行きわたらせることができるか,ということに挑戦しました.水管理者間のコミュニケーションに着目し,特に上下流の水路の関係性や湛水状況を共有することで乾季の水配分の現状が改善されるのではないかと考えています.

スリランカ・キャンディ湖:価値観調査

スリランカの中心部に位置するKandy Lake利用者を対象にアンケート調査を行い,同湖は宗教的,文化的,観光資源としての価値が重視されていることを明らかにしました.

ベトナム・ハノイ:生活用水と農業用水に対する意識調査

ハノイ南部の農村地域において,生活用水の利用や農業の実態,水に対する意識を把握しようとしています(未実施).